男性が注意したい頻尿と前立腺の関係とは?ガンの可能性も

医師
前立腺という臓器は男性だけが持っており、そこに異常があると男性特有の頻尿の原因になります。この頻尿の症状はよく耳にする前立腺肥大症のほか前立腺ガンなどでもあらわれるため、男性ならぜひとも注意したいもの…。男性だけでなく大切なパートナーの健康を守る女性の方にも、意外に知られていない前立腺についてお伝えします。

頻尿と前立腺の関係とは?

前立腺は男性だけが持つ臓器で、膀胱の下にあり、尿道がその中を通っています。精液の成分となる前立腺液を分泌するなど、さまざまな働きがあると考えられていますが、実はまだ完全に解明されていないそうです。この膀胱と尿道に接している前立腺の位置のせいで、異常があると排尿に大きな影響を及ぼしてしまいます。

その中でも最もよく知られている前立腺肥大症は文字通り前立腺が肥大し、膀胱や尿道を圧迫して頻尿をはじめとする排尿障害を起こす病気です。前立腺肥大は30才代から始まり60才で60%、80才ではなんと90%に見られるそうですが、治療が必要になる前立腺肥大症はそのうちの25%といわれています。
加齢によってすすむので、男性ホルモンの働きに関わると考えられています。

そのほか前立腺が大腸菌などに感染して炎症を起こす急性前立腺炎でも頻尿の症状があり、こちらは疲労やストレスなど体力の低下が原因のようです。

頻尿に隠れている前立腺ガンの可能性を見逃さない

前立腺肥大症で特に注意したいのが、その症状が前立腺ガンとよく似ていることです。前立腺肥大症が悪化して前立腺ガンに進行するわけではありませんが、前立腺肥大だと思い込んで治療をせず放置すると、結果的に前立腺ガンを見逃してしまう可能性があるのです。

前立腺ガンの死亡率は他のガンに比べて低いため、早期発見はより重要です。前立腺ガンの早期発見には血液検査で前立腺から分泌されるPSA(前立腺特異抗原)値を測定するのが有効なので、定期的に測るとよいそうです。

アルツハイマーで頻尿になっている?その改善方法とは

老人
アルツハイマー型認知症やその前段階の軽度認知障害(MCI)とともに最近になって注目されているのが、プレクリニカルアルツハイマーです。MCIより軽度のプレクリニカルアルツハイマーははっきりとした症状が見られにくく、病気として捉えるべきものなのか議論の余地があるとされるようですが、頻尿がきっかけで発見される場合があるようです。

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若い人にも見られる心因性、神経性の頻尿はどう対処すべきか

二人の若い女性
頻尿は年齢を重ねた方に多いイメージですが、若い人にも同じように見られる頻尿の症状があります。心因性頻尿や神経性頻尿といわれるのがそれで、膀胱や尿道などの機能や排出される尿などに異常があるわけではないのに頻尿に悩まされます。お医者さんに体(内臓)はどこも悪くないと言われも、尿意は強く感じるのですから症状のある方にとっては大変つらいものです。

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